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ご無沙汰いたしました。新年のご挨拶以来ですから、半年余りも経っての《編輯雑記》更新です。Andrew Gordon の著書 The Evolution of Labor Relations in Japan の翻訳作業が長引いているからでもありますが、それより、最低月1回は更新するという長年のルールを破ってしまったからでしょう。いったんサボり始めると歯止めがききません。
さて今回は大事なお知らせです。タイトルで分かるように、日本の労働組合運動の創始者である高野房太郎の1897(明治30)年の日記全文が、インターネット上で読めるようになりました。法政大学大原社会問題研究所のサイト内にある《大原デジタルアー・カイブス》から、「高野房太郎日記の概要」説明のページにとび、さらにその最下欄にある「高野房太郎日記・明治30(1897)年」をクリックするという手順を踏まねばなりません。4回もクリックをしないと目的のファイルが出ないのは面倒ですが、大原社研・OISRのサイトが大きくなり、内容も豊富になっているので、これはいたし方ないところでしょう。すぐ読みたい方はここをクリックしてください。別窓で簡単に見ることができます。ただし、PDFファイルですから、AdobeのPDFリーダーが必要ですが。
日記全体がひとつのファイルにまとめられているので、最初から読み通すのには向いていますが、特定の日を探すのはちょっと面倒かもしれません。なにか良い方法がないか、Web designerやWeb masterと相談してみます。
[2010.7.9記]