二村一夫著作集(縦書き版)目次


 刊行開始7周年を記念して、スタイルシートを使用した縦書き表示実験を始めます。すでに横書き表示で掲載しているファイルの中から数表を使っていないものを選び、縦書き表示でも掲載することにします。
  残念ながら、今のところ、この縦書きレイアウトに対応しているブラウザーは《Internet Explorer》のVer.5.5以降だけです。もちろん縦書き表示専用のリーダーの《asur》や《影鷹》でしたら縦書きで表示されます。しかし、レイアウトは崩れますので、できればIEの最新版でご覧ください。あえて特定のブラウザーでしか表示出来ないファイルを作成した事情については《編集雑記11》「縦書き表示に挑戦」および同「ブラウザーあれこれ」をご参照ください。
 なお、横にスクロールするには、一度本文のどこかをクリックした後、「← →」キイ、あるいは「end」キイや「home」キイを使って動かすのが便利です。
〔2004年9月21日〕

【お断り】

「縦書きレイアウトのファイル作成実験」を始め、10年余が経ちました。しかし、いまだに、このhtmlの縦書き表示のタグ<body style="direction:rtl"> をきちんと認識し、縦書きで表示してくれるブラウザーは、IE(インターネット・エクスプローラー)だけです。他のブラウザーで、この縦書きファイルを読むと、文章そのものが部分的にしか表示されない事態さえおきます。しかもI・Eのシェアは下がる一方です。そこで今回、新サイトへの移行を機に、思い切って、これまで掲載していた「縦書きレイアウトのファイル」の制作を中止することにしました。私が、縦書き表示にこだわってきたた理由は、《編集雑記11》の「縦書き表示実験に挑戦」で書いたようにパソコンのモニターが一般に横長なので、そのまま横書き表示すると1行の文字数が多くなり過ぎ、ひどく読み難いからです。

 html文書を、特段の裏技を使わずに縦書き表示しようとした、この実験は失敗に終わったことを認めざるをえません。一方、電子出版が盛んになるにつれ、縦書き表示に特化したブラウザーは進歩を続けています。また、その多くは無料で使えます。とくにお勧めは、Voyagerの青空文庫用ブラウザー《Azur》です。Voyagerのダウンロードサイトから無料で入手できます。これを使えば、通常のhtmlファイルでも、好みの形の縦書き表示で読むことができます。これまで、本サイトの《縦書き表示実験》を支持してくださった皆さまに感謝いたします。
以上、縦書きファイル制作中止のお知らせまで。〔2015年8月〕



目  次

第 1巻 『日本労使関係の比較史的検討』
 
第 6巻 『高野房太郎とその時代』
  1. まえがき
  2. 誕生の地・長崎銀屋町
  3. 誕生日のこと
  4. 高野家の人びと
  5. 豊かな町・長崎
  6. 「自由奔放な性格」
  7. 学問文化の中心・長崎

  8. 以上、[2004.9.21掲載]
  9. 文明開化の子
  10. 長崎から東京へ
  11. 明治初年の東京
  12. 長崎屋繁盛記
  13. 東京の小学生
  14. 父の死

  15. 以上、[2004.9.22掲載]
  16. 長崎屋炎上
  17. 越境入学──江東学校へ
  18. 二人の伯父

  19. 以上、[2004.10.13掲載]
  20. 住み込み店員の日々
  21. 草創期のY校
  22. 富田源太郎のこと
  23. 伊藤痴遊とその仲間たち
  24. 研磨会と振商会、講学会

  25. 以上、[2004.10.14掲載]
  26. 姉の結婚
  27. 伯父弥三郎の死

  28. 以上、[2004.11.2掲載]
  29. ニューヨーク号の船旅
  30. コスモポリタンホテルから福音会へ

  31. 以上、[2004.12.19掲載]
  32. スクールボーイ
  33. アルバート・ブレイトン家

  34. 以上、[2004.12.20掲載]
  35. 一時帰国
  36. 日本物産店
         ──夢の実現と破綻

  37. 以上、[2004.12.21掲載]
  38. 破綻の原因
  39. 労働運動への開眼
  40. 焼け跡の街で
  41. タコマ・チョップハウス
  42. 「材木伐出場」起業計画
  43. サンフランシスコ商業学校
  44. 職工義友会の創立
  45. 日本最初の労働組合論
  46. 読売新聞の社友として

  47. 以上、[2004.12.22掲載]
  48. 「労働者の声」の筆者は誰か?
  49. 節目の年、一八九一年
  50. ガントン『富と進歩』との出会い
    以上、[2006.9.29掲載]
  51. ルーシーからのラブレター
  52. 東部への旅(1)──シカゴ万博

  53. 以上、[2006.9.30掲載]
  54. 東部への旅(2)──グレイト・バーリントン
  55. ニューヨークにて(1)──アメリカ海軍へ入隊
  56. ニューヨークにて(2)──組合指導者との文通
  57. ニューヨークにて(3)──ゴンパーズと対面
  58. 砲艦マチアス
  1. 東回り航路(1)──大西洋〜地中海
  2. 東回り航路(2)──スエズ運河〜紅海
  3. 東回り航路(3)──アデン・コロンボ・シンガポール
  4. 以上、[2006.10.7掲載]
  5. 東回り航路(4)──シンガポール・香港・アモイ・長崎
  6. [2006.11.25掲載]
  7. 渤海・黄海・長江パトロール
  8. [2006.11.26掲載]
  9. 〈戦時特派員〉に化けた房太郎
  10. [2007.1.29掲載]
  11. 帰国
  12. [2007.3.4掲載]
  13. アドヴァタイザー翻訳記者
  14. [2007.3.4掲載]
  15. 和英辞典と英会話本
  16. [2007.4.2掲載]
  17. 運動開始を決断
  18. [2007.4.7掲載]
  19. 「社会政策学会ニ列シ遂ニ会員トナル」
  20. [2007.4.16掲載]
  21. 後援者・佐久間貞一
  22. [2007.4.17掲載]
  23. 「職工諸君に寄す」
  24. [2007.5.25掲載]
  25. 職工義友会の再建
  26. [2007.5.27掲載]
  27. 『職工諸君に寄す』の影響
  28. [2007.6.5掲載]
  29. 「我国最始の労働問題演説会」 [2007.6.29掲載]
  30. 片山潜と高野房太郎 [2007.7.14掲載]
  31. 労働組合期成会の創立 [2007.7.24掲載]
  32. 期成会の活動(1)──演説会 [2007.8.4掲載]
  33. 期成会の活動(2)──出版物 [2007.9.10掲載]
  34. 鈴木純一郎のこと [2007.9.11掲載]
  35. 期成会の仲間たち [2007.10.10掲載]
  36. 期成会の発展 [2007.11.11掲載]
  37. 『労働世界』創刊 [2007.11.12掲載]
  38. 鉄工組合の誕生 [2007.12.7掲載]
  39. 鉄工組合参事会員・期成会幹事長として [2007.12.10掲載]
  40. 鉄工組合の発展 [2008.1.7掲載]
  41. 期成会大運動会への禁止命令 [2008.1.19掲載]
  42. 期成会の東北遊説 [2008.4.9掲載]
  43. 工場法案修正運動 [2008.5.5掲載]
  44. 佐久間貞一の死 [2008.5.6掲載]
  45. 金子堅太郎の労働運動激励演説 [2008.6.15掲載]
  46. 生協運動へ転身 [2008.6.17掲載]
  47. 独身生活に終止符 [2008.6.18掲載]
  48. 横浜で共働店を経営 [2008.6.24掲載]
  49. 本部常任に復帰 [2008.8.1掲載]
  50. 工場法制定の大運動計画 [2008.8.3掲載]
  51. 鈴木純一郎再訪 [2008.8.27掲載]
  52. 関西運動 [2008.8.27掲載]
  53. 共営社開業 [2008.8.29掲載]
  54. 鉄工組合の衰退 [2008.9.1掲載]
  55. 常任委員手当を辞退 [2008.9.5掲載]
  56. 治安警察法公布 [2008.9.5掲載]
  57. 運動方針をめぐり対立 [2009.2.14掲載]
  58. 鉄工組合の壊滅 [2009.3.3掲載]
  59. 労働組合期成会をめぐって [2009.3.29掲載]
  60. 運動からの離脱 [2009.11.12掲載]
  61. 動乱の中国へ [2009.11.12掲載]
  62. 青島に死す [2011.2.6掲載]
  63. 「失敗の人」か? [2014.7.15掲載]
  64. 日記から読み解く房太郎の日常 [2014.7.15掲載]
  65. 遺された人びと [2014.7.15掲載]
  66. 岩三郎──兄への想い [2014.7.15掲載]
  67. あとがき [2014.7.16掲載]



第7巻 『高野房太郎研究ノート』
第 9巻 『大原社会問題研究所をめぐる人びと』   【大原社研こぼれ話】 
第8巻 『さまざまな出会い』
  1. 石母田正先生のこと
  2. 弔辞 石母田芳子さま
  3. 弔辞 林要さん
  1. 藤田省三さんのこと
  2. トム・スミス追悼

  3. 以上、[2006.4.7掲載]
第12巻 『食の自分史』
  1. 前口上
  2. ガラスの瓶のドロップス
  3. 玄米食と高圧釜
  4. 離乳食
  5. コンデンスミルク
  6. 和風チューインガム

  7. 以上、[2004.9.21掲載]
  8. 祖母の手作りおやつ
  9. 川魚
  10. 五家宝、磯部せんべい、笹飴
  11. みすず飴
  12. 枝豆と黄粉
  13. 揚げ栗の飴かけ
        ──本格中華初体験
  14. ネーブル
  15. 弁 当
  16. 乾燥バナナ
  17. おふくろの味(1)
         ──五目飯
  18. おふくろの味(2)
         ──ライスカレー

  19. 以上、[2004.9.24掲載]
  20. クマ、ツグミ、アトリ
  21. [2004.10.21掲載]
  1. おふくろの味(3)
       ──カリントウとドーナツ
  2. [2004.12.13掲載]
  3. [2005.1.5掲載]
  4. 「年越し蕎麦」か「年取り魚」か
  5. [2005.1.8掲載]
  6. おのっぺ
  7. [2005.1.11掲載]
  8. お年取り料理
  9. [2005.3.11掲載]
  10. 元旦の食事
  11. [2005.3.24掲載]
  12. 箱 膳
  13. [2005.5.3掲載]
  14. 銀めし
  15. [2005.7.27掲載]
  16. 塩イカ
  17. [2006.2.22掲載]
  18. 野山のおやつ(1)──桑の実、桜の実、木イチゴ
  19. [2006.6.22掲載]
  20. 野山のおやつ(2)──あけび
  21. [2006.7.22掲載]
  22. 野山のおやつ(3)──柴栗と丹波栗
  23. [2006.8.22掲載]
  24. 野山のおやつ(4)──鬼胡桃
  25. [2006.8.29掲載]
  26. ばんかぜり
  27. [2006.10.30掲載]
  28. くりたけ
  29. [2007.11.14掲載]

『食の自分史』第2部 ─小胃期─
  1. はじめに
  2. 術後の病院食(上) 流動食
  3. 術後の病院食(中) 三分粥

別巻3 『高野房太郎関係史料──書簡と日記』
月報 編輯雑記

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法政大学大原社研  



鉱業労働史研究  高野房太郎研究  雑文集  比較労働史研究

大原研究所をめぐって  史料研究  別巻  外国語論文

更新履歴  著者紹介  謝辞

【掲載開始: 2004.9.21】

【最終更新:

Written and Edited by
NIMURA, Kazuo

『二村一夫著作集』
The Writings of Kazuo Nimura
E-mail:
nk@oisr.org
Wallpaper Design ©
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